お知らせ
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2022年07月15日
定期的に各国法規制に関するニュース・トピックをお知らせしております。
■【インド】イソノニルアルコールの規格案を協議中
<要旨>
インド規格局(BIS)は、香水や香料、フタル酸エステル、電線、自動車材料、建築材料の製造に一般的に使用される可燃性の無色透明液体であるイソノニルアルコールに関するインド規格(IS)の草案について4月14日まで協議していました。
この草案では、物質のサンプリングと試験の要件と方法を定めています。これには、IS 326、2284、6597、ISO 278、280、875 などの他の規格に規定された条項への準拠が含まれます。
<試験条件とサンプリング条件の提案>
イソノニルアルコールは、以下の条件を満たす必要があります。
<試験とサンプリングについて>
この物質について、以下の要件を提案しています;
■OEHHAは、提案を反映し、規制案の2回目の修正を発表:明確かつ合理的な短縮版警告表示
<修正案 >
■【英国】2022-2024年のUK REACHのためのローリング・アクション・プラン(RAP)
<行動>
英国安全衛生庁(HSE)は、ローリングアプションプラン(RAP)の公表日から1年以内にこれらの物質を評価し、必要に応じて、特定された懸念事項を明確にするために登録者にさらなる情報を要求する決定書案を作成します。2022-2023年、HSEは環境庁と協力して、2つの物質を評価します。
RAPは、EU REACH における CoRAP リストに類似しています。従って、今回評価する項目は、将来的に英国REACHのSVHCとなる可能性があります。
<用途>
<参考>
HSE(Health and Safety Executive)
■【欧州】ビスフェノール類のグループアセスメントで規制の必要性を指摘
ECHAと加盟国は、148種類のビスフェノール類を評価し、30種類以上のビスフェノール類がホルモンや生殖毒性に影響を与える可能性があるため、規制する必要があると勧告しました。
<ビスフェノールの用途>
ポリカーボネート・プラスチックやエポキシ樹脂、硬化剤などのポリマーやポリマー樹脂の製造。
ドイツ当局はすでに、ビスフェノールAをはじめとする内分泌かく乱作用を有するビスフェノール類の環境に対する使用制限案を作成しています。
ドイツの提案がどのビスフェノール類を対象とするのかが明らかになった時点で、ECHAと欧州委員会はビスフェノール類に関する規制措置のさらなる必要性を検討することになります。
<参考>
ECHA