お知らせ

REACH SVHC 30次追加候補物質/物質群 分析サービスのご案内

2023年9月1日、ECHA(欧州化学品庁)により、REACH規則第30次SVHC候補として下記6物質が公開され、2023年10月16日にパブリックコンサルテーション(意見募集)が締め切られました。
今後、パブリックコンサルテーションの内容の検討などが行われた後、加盟国の投票により、6物質の中からSVHCリスト(Candidate List)に追加される物質/物質群が最終決定される予定です。

SGSではこれら6物質を含めたスクリーニング分析サービスを開始いたしました。

SVHC指定物質は、REACH規則第33条で規定されるサプライチェーンに沿った情報伝達義務および廃棄物枠組み指令(WFD)第9条で規定されるSCIPデータベースへの通知義務が生じます。

【SVHC第30次追加候補物質対応サービス】

  • SVHC 第1-30次 241物質 スクリーニング分析
  • SVHC 第30次 6物質 スクリーニング分析

■SVHC候補に追加された6物質リスト(ECHA公表内容より抜粋)

  • 2,4,6-tri-tert-butylphenol, CAS#732-26-3
  • 2-(2H-benzotriazol-2-yl)-4-(1,1,3,3-tetramethylbutyl)phenol, CAS#3147-75-9
  • 2-(dimethylamino)-2-[(4-methylphenyl)methyl]-1-[4-(morpholin-4-yl)phenyl]butan-1-one, CAS#119344-86-4
  • Bumetrizole, CAS#3896-11-5
  • Dibutyl phthalate*, CAS#84-74-2
  • Oligomerisation and alkylation reaction products of 2-phenylpropene and phenol, CAS#700-960-7

*Dibutyl phthalateはすでにCandidate listに収載されていますが、“endocrine disrupting properties – environment”として新たに提案されております。

※REACH SVHCとは、REACH規則における認可対象物質の候補として指定される高懸念物質(Substance of Very High Concern)の略語です。
「発がん性」「変異原性」「生殖毒性」「難分解性・生物蓄積性」などを有することが懸念される物質/物質群となります。
毎年、年2回程度の頻度で追加候補物質/物質群が挙げられ、パブリックコンサルテーション(意見募集)を通じてSVHCに追加されます。

■お問い合わせ先
SGSクオルテック株式会社
info-sgsq@sgs.com  または
https://www.sgsqualtec.com/contact/
まで、お気軽にお問合せください。

ホーム > お知らせ > REACH SVHC 30次追加候補物質/物質群 分析サービスのご案内

ページの先頭へ戻る